よくあるご質問

Q1:どのような学習の内容と流れでしょうか?

ご入学していただきますと、カリキュラムに合わせて肉筆手本とテキストが届きます。
自己練成し、締切までに清書を月に2課題ずつご提出いただきますと、添削指導、作品評価をいたします。
採点基準以上で単位を取得。基準以下であれば再提出となります。
添削いたしました清書作品は次月のお手本とともにご返却いたします。4年間で全単位を取得後卒業となります。

Q2:どのような教材で学習するのですか?

本科(基礎科・師範科)のテキストは、総合書道講座(全5巻)。
それに加えて指導教官、専任講師の
揮豪による肉筆手本を用意しております。
また副教材として、日本書道評論社発行、月刊競書誌『書の研究』を指定し、書の研究への競書出品を原則としております。
※「書の研究」誌代は授業料に含まれておりません。

Q3:入学から何年で卒業になりますか?

日本書道アカデミーは4年間で卒業するカリキュラムです。
『書の研究』をはじめとした書道団体で師範の免状を取得された方、大学の書道科課程を卒業して免許状(高2普)を所持している方には期間を1年間短縮される制度がございます。

Q4:どれぐらいの学習時間が適切でしょうか?目安は?

一度の学習がわずかの時間でも回数の多いほうが効果的でしょう。
1時間ぐらいは手本をもとに実技の練習をすることが理想です。
初めに、じっくり手本をみて、ポイントをつかむ学習も大切です。
 また、「総合書道講座」も1週間に3~5ページほど自主学習することで、筆の持ち方、用具の扱い方からはじまり理論的な知識などが身につきます。

Q5:通信添削だけでは不安なのですが?

ご安心ください。ご自宅での学習で理解できない、解決しないものを持ち寄って、スクーリング(実技講習会)に参加しましょう。
年に2回(春・秋)、札幌で開催しております。会場で直接教官とふれあうことができます。
また、学生と教官とを結ぶパイプ役として「学生通信」を毎月発行しております。
学生同士の広場として活用されております。

Q6:書道教室(塾)と日本書道アカデミーとはどう違いますか?メリットは?

直接指導をうけられる書道教室には多くの利点がありますが、理論的なことや書の歴史などを系統的に教えられることは稀です。書道教室では一人ひとりの進度が違いますので、大学の講義のように効率よく指導することが難しいのが現状です。
その点、日本書道アカデミーでは大学の講義をそのままご自宅で、系統的で格調高いテキストにより受けることが出来ます。教官とも肉筆手本と添削指導により、直にあなたと接することができます。
長い伝統と親切あふれる指導の実績が本物の証です。

Q7:どのような道具をそろえるとよいでしょう?

今すでにお持ちの道具で学習を進めることができますが、教育効果を高めるためには、教官の使用している各書体の筆と、墨、半紙をそろえて学習をすすめましょう。
北海道書道用品センターの「日成堂」では、日本書道アカデミーが推奨する書道用品のすべてをお取り扱いしております。通信販売も承ります。
[書道用品店・日成堂]
札幌市中央区南22条西9丁目 アートパレスビル2F  TEL/011-561-9074  FAX/011-561-3981

Q8:卒業後はどんな道が開かれますか?

卒業時に、免許状申請をいたしますと、免許状・看板・標札が交付されます。
卒業式は年1回(9月頃)実施されます。
卒業後は、日本書道アカデミーの研究科に進学する方、書家集団や研究会に加入して書家活動をする方、あるいは書道教室を開設する方も多くいらっしゃいます。